要件定義力を徹底的に再構築する:④要件定義を簡単にしていく。すなわち、「要件」自体を再「定義」し細分化する(1/2)

要件定義を簡単にしていく。すなわち、「要件」自体を再「定義」し細分化する(1/2) そうした難易度の高い仕事とは言え、手がないわけではない。要件定義力を上げる具体策について、今から議論を進めよう。まず初めに考えたいこと、…
要件定義力を徹底的に再構築する:③難易度の高いIT部門の仕事の中でも最も難易度の高い業務

難易度の高いIT部門の仕事の中でも最も難易度の高い業務 では、なぜ要件定義は、失敗するのであろうか。対応を考えていく前に、要件定義の失敗について列挙していこう。 要件定義の失敗は、要件定義段階でわかることもあるが、要件定…
要件定義力を徹底的に再構築する:②プロジェクトの失敗は、要件定義が出来ていないことに起因する

プロジェクトの失敗は、要件定義が出来ていないことに起因する 誰もが納得することだろう。開発の三大失敗理由は、「要件定義が終わらない」、「パフォーマンスが出ない」、「移行が出来ない」である。かつて、筆者が外資系ファームに属…
要件定義力を徹底的に再構築する:①落ちこぼれ脱却の一丁目一番地

落ちこぼれ脱却の一丁目一番地 プロジェクトで失敗する、ベンダーにいいようにやられる(少なくとも周囲にそう映る)ことを繰り返し、落ちこぼれに至る。IT部門が落ちこぼれるのは、IT部門にとっての一丁目一番地が出来ていないから…
ITの基本戦略を設定する:⑨世の中のものを上手く使えるようになることでミッションを実現する

世の中のものを上手く使えるようになることでミッションを実現する 何をミッションにするか、それが日本の企業では難しい。。。ということを上述している。 これまでに、日本企業がいかにITを利活用することが難しいか見てきた。また…
ITの基本戦略を設定する:⑧自社の独自性を考え、疑い、諮る。そして、未来の経営者とITの基本戦略を握る

自社の独自性を考え、疑い、諮る。そして、未来の経営者とITの基本戦略を握る 難しいのは、強みを伸ばすという発想もあれば、弱みを克服するという発想もあるため、IT部門としてアプローチするか一筋縄ではいかないこ…
ITの基本戦略を設定する:⑦コア・ケイパビリティの強化への貢献がミッションの前提

コア・ケイパビリティの強化への貢献がミッションの前提 では、何をミッションとするのか。日本企業の場合には、消去法的だが、コア機能の組立、すなわちバリューチェーンのどこかを強化することが望ましいということとな…
ITの基本戦略を設定する:⑥日本企業は基幹系をITの中心に据えてはいけない

日本企業は基幹系をITの中心に据えてはいけない こうした日本と海外企業の違いは、IT的に見ると、基幹系システムの重要性の違いとなって現れる。これまで見てきたように、海外企業において、基幹系システムとは経営そ…
ITの基本戦略を設定する:⑤日本のIT部門は基幹系を中心とすべきなのか?

日本のIT部門は基幹系を中心とすべきなのか? まずは、IT部門がもっとも重視する基幹系について考えたい。基幹系というのは、受発注、サプライチェーンのシステムというよりかは、すなわちプロセスの組立というよりか…
ITの基本戦略を設定する:④経営と向き合うために地政学的発想を持つ

経営と向き合うために地政学的発想を持つ それぞれのIT部門が、独自のIT理念的なもの、すなわちIT基本戦略を持つことが重要になるのは、全部に秀でることはできないという現実があるからだ。お金と人には限度がある…