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なぜ落ちこぼれるのか?:⑤日本企業はベンダーの支配力が高くIT部門のリストラクチュアリングさえできない

日本企業はベンダーの支配力が高くIT部門のリストラクチュアリングさえできない   ここまでは、ITを利用するサイドであるユーザー企業自身の、日本企業が持つIT投資や活用の限界を見てきた。ここでは、ITの供給サイドであるベ…

なぜ落ちこぼれるのか?:④日本の供給過剰の産業構造はITを地獄に落とす

日本の供給過剰の産業構造はITを地獄に落とす   次は、競争環境の問題だ。 日本は、成熟産業であっても企業の数が多い。自動車会社の数。家電企業の数。銀行の数。化学企業の数。鉄鋼会社の数。製紙会社の数。広域TV会社の数。運…

なぜ落ちこぼれるのか?:③日本企業のトヨタ・シンドロームがITの有効活用を阻む

日本企業のトヨタ・シンドロームがITの有効活用を阻む   次の話は、日本企業が持つ企業文化が、ITにとって悪影響を与えることに言及したい。 女性の方には失礼な話かもしれないが、面白い話なので紹介させて頂く。「一歩前へ」と…

なぜ落ちこぼれるのか?:②日本の経営者にはITの改革で成功する条件が整っていない

日本の経営者にはITの改革で成功する条件が整っていない   次も、経営とITの関係の問題である。もっとも、ここで言及するのは、時間の問題である。経営者が経営できる時間と、ITが効果を出す時間のミスマッチである。   時間…

なぜ落ちこぼれるのか?:①日本の経営環境ではITは効果は出ない

日本の経営環境ではITは効果は出ない   日本のIT部門が25年間以上、落ちこぼれ続けていることは、前章で見てきた。当章では、なぜそうなってしまったか、産業的かつ社会的な背景を議論していきたい。   まず、最初に見ていき…

落ちこぼれの実態:⑧なぜ、日本のIT部門は、多くの企業で同じような問題を抱えるのか?

なぜ、日本のIT部門は、多くの企業で同じような問題を抱えるのか?   本シリーズは、この落ちこぼれからの脱却方法をひも解いていくことを意図している。なぜ、日本企業のIT部門がグローバル・スタンダードを導入することをやめる…

落ちこぼれの実態:⑦人も落ちこぼれている

人も落ちこぼれている   何かと上手くいかないIT部門なのだが、部門としても落ちこぼれているように、人も落ちこぼれている。言い方としては適切ではないかもしれないが、落ちこぼれを宿命づけられている中で、実際に落ちこぼれてし…

落ちこぼれの実態:⑥たまに新しいことをやりあげると、もっと悪くなる

たまに新しいことをやりあげると、もっと悪くなる   経営がやれと言ったときは、やっかいだ。特に、経営が偉い企業の場合、必達目標として展開されてしまう。例えば、某業界では、CRMというソリューションが流行するのだが、自分の…

落ちこぼれの実態:⑤新しいことは、十中八九できない

新しいことは、十中八九できない   筆者が社会人になった当時は、情報システムのオンライン化が普及しているときで、情報システムの業務改善効果が画期的に進む時代だった。発生点入力、すなわちそれまで伝票を書く仕事と、…

落ちこぼれの実態:④まだまだベンダーに上げ足を取られ、足元を見られている

まだまだベンダーに上げ足を取られ、足元を見られている   いくらお金を無駄遣いするとはいいつつも、長い不景気の時代を経て、一定のコストカットは行われてきている。バブル時代に絶好調を謳歌してきたベンダーも、業績は徐々に悪化…

プロフィール

宮本 認 Mitomu Miyamoto
BA参画前は、某外資系ファームで統括を務める。17業種のNo1/No2企業を経験した異色のIT戦略コンサルタント。

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