地道な努力を積み重ね、
個人名で仕事をもらえる存在に
T.O2019年入社
文系
※記事は2023年執筆時のものです
Q1. これまでやってきた仕事の内容は?
新入社員研修後に配属された大手不動産会社の営業支援部門で、約3年マーケティングに携わり、商談のオンライン化や手続きの電子化といった取組を支援してきました。2022年には新卒入社メンバーも参画し、チームの一員として頑張ってくれています。
また、2023年1月からは、ビズオースでは機能補完と呼んでいるお客様の社員代替として、同じ大手不動産会社のIT部門に参画しています。
IT部門では会社全体のIT予算管理や個別案件の投資判断などを行っており、私は営業からアフターサービスまでの幅広い領域を担当しています。様々な業務部門から受けたシステム改善要望を咀嚼し、システム運用・保守チームへコスト・スケジュールを確認のうえ、IT投資としての妥当性を評価します。部門長にIT投資要否をご判断頂くためのストーリー整理や、説明補佐も行っています。
シニアコンサルタントとして働くT.Oさんのある1日のスケジュール
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9:00AM出勤(クライアント先)
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9:30AMメールチェック・タスク整理タスクの洗い出し・優先順位付けを行い、大まかなスケジュールを組む。
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10:00AMチームMTG(朝会)担当システムの改修要望・課題などについて、チームメンバーと進捗確認や報告内容の相談を行う。
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11:00AM資料作成チームMTG(朝会)の議事を整理し、午後からのクライアントMTG資料の修正を実施する。
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12:00PMLunch晴れている日は、常駐しているクライアントオフィス近くのキッチンカーでお弁当を購入し、公園で昼食。
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13:00PMクライアントMTG(進捗報告)担当システムの1週間の進捗をクライアント先上長に報告する。
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14:00PM問合せ対応担当システムの利用部門から来た問合せに回答。
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15:00PMシステム横断MTGシステム担当者が領域横断的に集まる打ち合わせに参加。自らの担当システムに関して報告すると同時に、周辺システムの状況確認を行う。
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16:30PMヒアリング担当システムの改修要望・課題の検討にあたり、システム運用担当者や利用部門へ詳細のヒアリングを行う。
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17:30PM資料作成ヒアリング内容を整理し、説明に必要な資料を作成。
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18:30PMチームMTG課題の進捗状況をチーム内で報告し、今後の対応方針に関して認識合わせを行う。
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19:30PM資料作成翌日のクライアント上長との打ち合わせに向けて、資料を作成する。
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20:30PM退勤
Q2. つらかったこととそれをどう乗り越えたか?
初めて要件定義~システム導入まで一貫で検討を行った、紙手続きの電子化対応が非常に印象に残っています。
まずは現状業務の把握からスタートしましたが、現状業務と資料上のフローとで異なる箇所も多く、細かくヒアリングを行いながら地道に業務の洗い出しを進めました。その後、伺った課題感をもとに電子化後のあるべき業務を検討。実現性や効果の観点からシステム化対象を絞っていきましたが、お客様にとって納得感のある運用に落とし込めるよう丁寧な説明を心掛けました。
課題設定の検討は初めての経験で悩むことも多かったですが、真摯にお客様に向き合い続けることで、最終的には無事システムリリースを迎えることができました。
コンサルティング業務の「泥臭さ」、そして、その地道な検討を乗り越えた先にある達成感を実感した貴重な経験です。
Q3. 仕事のやりがいは?
メンバーとともに検討を進めてきたシステムがリリースされ、お客様にご活用いただいているのを見た時にやりがいを感じます。
なかでも、以前に比べて多くの活用案や問合せをいただくようになった際には、自身のかかわったシステム改修が課題解決につながっただけでなく、よりよい業務に向けた課題提起にもつながったように感じられ非常に嬉しかったです。これはお客様と並走する機能補完型のコンサルティングならではの醍醐味かと思います。
また、プロジェクトごとに扱う業務課題は異なりますが、検討の根幹となる論理的思考力は共通です。作成資料を見るとそこに凝縮された思考が見えますが、過去作成した資料に比べて現在の方がより構造的に、よりわかりやすい資料になっていると成長を実感できる瞬間もやりがいの1つです。
Q4. 今後どうなっていきたいか?
将来的には「○○さんに任せたい」「困った時には○○さんに頼りたい」と言ってもらえるコンサルタントになることが目標です。そのために、課題解決に向けたスキルだけではなく、お客様とより深い関係性を構築し本音を引き出せるようなコミュニケーション力を磨いていきたいです。