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Discussion 社員座談会

ディレクター×マネージャー対談
― 未経験から管理職へ、成長を支えた関係性 ―

T.T

T.T
2009年入社
ディレクター

J.K

J.K
2021年入社
マネージャー

J.Kさんの入社当時やファーストアサインについて教えてください。

座談会風景

J.K:社会人4年目で前職の事業会社からビズオースへ転職し、コンサルタントという一番下のクラスからスタートしました。ファーストアサインは携帯電話の補償サービスを展開しているお客様で、新規サービスの企画・立ち上げ支援のプロジェクトでした。相対するお客様の社員がコンサル会社出身者ということもあり、経験・知識など自分が勝る部分がひとつもなく、とにかくがむしゃらにくらいついていくような日々でした。朝、お客様と話した内容を午前中までに整理し追加の調査をしたうえで、午後に続きを議論するといったタイムラインで現場が動いており、とにかくスピード感が早かったです。また、そのスピード感の中でも自分の判断やアクション一つ一つに明確な根拠を求められることなども前職の事業会社とは異なっており、この環境の違いに慣れるまでは大変でした。

T.Tさんから見て、当時のJ.Kさんはどんな印象でしたか。

座談会風景

T.T:コンサル未経験でしたので最初は苦労も見えましたが、何とか価値を出そうと必死に頑張り続けてくれていました。タイムリーにフィードバックをしていましたが、それを素直に聞き、改善を続けてくれていたので、しっかりとスキルも積み上がっていくのを感じていました。

その後のJ.Kさんの成長はどのようなものでしたか。

T.T:順調に成長を続け、着実に力を延ばしていきました。お客様からもその姿勢を高く評価いただいていたことから、約1年でシニアコンサルタントにプロモーションしています。その後は数名の部下を持ち、同じお客様のもとで、より難易度と期待値の高いプロジェクトを推進してもらいました。さらに1年が経過した頃にはマネージャーへのプロモーションも現実味を帯びてきたため、経験の幅を広げるためにも別のお客様へのアサインを進めました。J.Kさんはお客様からの信頼も厚く、非常に高い評価をいただいていたので、プロジェクトから外れるご相談をした際には、かなり怒られました(笑)

座談会風景

別のお客様へのアサインは、どのような経験になりましたか。

J.K:業界が全く異なるお客様のもとで、複数のITプロジェクトを束ねるプログラムマネジメントチームにアサインされました。ITの知見があまりなかったためキャッチアップは大変でしたが、常に論点を見失わないことを意識しつつ、その都度必要な知識をキャッチアップしていきました。
このお客様先にはマネージャーやシニアマネージャーが複数在籍していたため、求められる成果や提供すべき価値のイメージが湧きやすかったように思います。その半年後に、マネージャーへプロモーションすることができました。

マネージャーへプロモーションするために意識したことはありますか?

J.K:正直、意識したことはないかもしれませんね。スタッフ時代にT.Tさんから都度フィードバックしていただいた内容を受け入れ、改善を繰り返した先にマネージャーという今歩いている道が続いている感覚を持っています。

T.T:そうですね、昨日より一段上に進めるようフィードバックを行っていただけで、マネージャーを強く意識するようなコミュニケーションはあまりなかったと思います。J.Kさんが日々のフィードバックを素直に聞いてくれたこと、それが一番大切なことであり、現在の成長に繋がっていると私も思います。

マネージャーになって何が変わりましたか。

座談会風景

J.K:これまでは自分個人の責務を果たしつつ、部下の力を引き出し、皆でプロジェクトの成果にコミットすることが仕事でした。一方で、現在はマネージャーという肩書の名刺を出すことで、お客様からはプロジェクトのリードとして見られる立場となり、成果に対してより一層強い責任を感じるようになりました。
また、会社全体での最適なアサイン調整や社員育成、採用面接といった管理職業務に加え、経営アジェンダの一つを担っていることもあり、見える景色が一段上がったことも大きな変化です。

別のプロジェクトに移ってから、T.Tさんとはどのような接点があったのでしょうか。

J.K:プロジェクトでの接点はありませんが、定期的に食事に誘っていただいていましたし、管理職の会議でもお話する機会はあったため、特に距離を感じることはありませんでした。また、会話の中では常に客観的な視点でアドバイスをいただき、毎回新たな気づきを得る機会となっていたので、大変ありがたく感じていました。

マネージャーになってからのJ.Kさんはどのように見えていましたか。

T.T:責任感と主体性が増したように思います。20代が7割ほどいる若い会社で、20代でマネージャーになったことで、周囲からの見られ方も大きく変わったはずです。しかし、そこで委縮することなく、さらに一段と成長のブーストがかかったように見えました。新しいお客様やプロジェクトを経験して自信もついたようですし、今は肩の力も抜けていて、バランスの取れた良い状態で臨めていると思います。

最近になって、また一緒にプロジェクトをやることになったと聞きましたが、今のJ.Kさんにどのようなことを期待しますか。

座談会風景

T.T:マネージャーはプロジェクトの主役なので、自分らしさや強みを存分に発揮し、J.Kさんらしいプロジェクトにしてほしいと思いますね。そして、J.Kさんのチームメンバーひとりひとりが、楽しくポジティブに活躍してくれるプロジェクトになることを期待しています。また、以前一緒にやっていた時とは異なり、ディレクターとマネージャーという管理職同士なので、その目線から新たな学びを増やせる機会にしてあげたいと思っています。

T.Tさんからのお話を受け、最後に意気込みをお願いできますか。

T.T:約1年ぶりにT.Tさんとプロジェクトをご一緒しています。ファーストアサイン時と比べて、相対するお客様のレイヤーや求められる成果も変わっていますが、これまで異なるプロジェクトだった期間も通して相互理解が深まっていると感じますし、スムーズに進められるイメージを持っています。成長した姿をお見せできるよう、マネージャーとしてお客様に確かな価値を提供し、さらに自身が担う領域を広げていきたいです。

座談会風景

※記事は2025年執筆時のものです

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