コンサルだからこそ出せる
保守運用支援の価値
M.A2017年入社
メーカーのシステム子会社、Slerを経て2017年にビズオースへ入社
※記事は2024年執筆時のものです

Q1. ビズオースへ入社した理由は?
前職では、システムエンジニアとしてスマートフォンアプリの開発に従事していました。親会社が要求整理を行い、その後の要件定義や設計から実装、テストまでを担当していました。
入社当初は、要件を満たすためにどのような実装を行うべきかを考えることが楽しかったのですが、次第に「自分は本当に必要なものを作っているのか」「そもそもなぜこの機能が必要なのか」といった疑問を抱くようになりました。こうした疑問から、もっと上流の工程で業務に携わりたいと思い、ビズオースに転職することを決めました。
Q2. 今やっている仕事内容は?
現在は大手企業でシステム運用保守を支援しており、システムの安定稼働を担保するだけでなく、業務の円滑な進行を目指した改善活動にも注力しています。運用中に発生する不具合やユーザからの要望に対しては、表面的な対応にとどまらず、根本的な原因を分析し、最適な解決策を検討・実行しています。これには、クライアントとの密なコミュニケーションが不可欠で、議論を通じて効果的な対応方法を導き出します。
さらに、管理対象のシステムが多岐にわたるため、新規構築やシステム刷新プロジェクトの立ち上げにも関与しています。これらのプロジェクトでは、運用保守の観点から現行システムとの依存関係を把握し、適切な支援を行います。これにより、プロジェクトの各工程に関与し、システム全体の効率化と改善を推進しています。
Q3. 仕事のやりがい・醍醐味・価値は?
運用保守フェーズでは、常日頃から大小さまざまな問題が発生します。それらに対してクライアントを議論に巻き込みながら、課題を解決していくことに仕事のやりがいを感じます。課題を設定するにあたり、当然ながら与えられるわけではなく、自ら先を読んで解消すべきことは何か、優先的に対応すべきことなのかを常に考えながら支援を行っています。単に稼働中システムの運用保守をしているということではなく、事業の一端を担っているという強い思いを持って臨んでいます。

また、クライアントを含めて稼働中システムの関係者は多岐にわたっており、担っている役割が異なるため、意見が異なることも多々あります。そのような立場の違う相手が議論するためにも、私のチームでは議論の構造やファクトを整理し、オプション・効果・コストを踏まえたうえで、クライアントが判断できるように解決策を提示しており、そこに価値を感じていただけてると思います。
”運用保守”と”コンサル”が紐づきにくいかもしれませんが、能動的に課題を解決できるところにコンサルタントが担う運用保守支援の価値があると思っています。
Q4. 転職活動中の方へメッセージ
他業種からコンサルタントを目指す方の中には、漠然とした不安を抱いている方もいるかと思います。私自身も不安を抱きながら入社しましたが、ビズオースには昔も今も成長意欲のある人には常に手を差し伸べてくれる環境が整っています。また、チームで支え合いながら目標を達成する風土も根付いています。個人としての価値をすぐに発揮できるとは限りませんが、成長を目指し続けていけば、やがては他の人に手を差し伸べ、与えられたものを還元できる立場になれると思っています。そのようなビズオースという環境でコンサルタントとしての一歩を踏み出したい方をお待ちしています。
